2012年05月04日

京都の織機屋さん「稲垣機料」

京都へ行く時は、必ず寄る場所。



京都の織り道具を扱う専門店。

稲垣機料株式会社

ここは、明治30年代(このアバウトさに歴史あり)創業の老舗であり、

織りに関わる道具一式を担うお店。

あ゛!!っ

と思った時はたいていここで手に入る。

織りを生業とする町家の並ぶ五辻通りに

あります。

もちろん今回も行って来ました。

今回は、筬の注文。

残念ながら竹筬は継ぐ職人が

育っていないため、現在手に入るのは

金属製の金筬です。

(竹の方が毛羽立ちが少なく、糸への負担を減らせます。)

こちらの金筬は竹筬と同じ様に羽を紐で組んでいます。

沖縄の織り機にはこちらがピッタリ。



筬の目の細かさを表す単位は、

各地で異なります。

沖縄では、1cm間の筬目を表す「算」

京都では、尺を基準とした「鯨」

その他「曲(かね)」、「吋(いんち)」があります。

なので、注文する時はたいていオーダーメイド。

でもオーダーメイドが普通だから、と

既成のものとお値段変わらないのがありがたい!

相談にも乗ってくれるので、安心。

次の作品がおニュー筬のデビューです♪


で、もう一つ買うもの忘れてきました。。
また、帰る時に行かなくちゃ。


[稲垣機料株式会社]
〒602-8317
京都市上京区五辻通七本松西入東柳町535
tel:(075)461-0656

店舗では、お土産用に「ミニ杼」や
「ミニ糸枠」などかわいいグッズもあるんです。

竹筬は現在、『日本竹筬技術保存研究会』が
伝承と復元に向け活動されています。
  

Posted by 夢布 at 01:54Comments(0)TrackBack(0)織物

2012年04月26日

帰郷桜色



桜の花びらが舞い降りて、

肩にふわっと乗るだけで

一瞬にして幸せな気分になる。


そうだ!帰ろう。

帰省しました。関西。


時は桜満開!

ここぞとばかりあらゆる桜を見て回りました。

南禅寺、インクライン、哲学の道、嵐山、平安神宮、円山公園、高台寺の夜桜、、、



これらの写真は、まとめてUPします。
興味があればそちらも。

でも、一番幸せな桜景色は、

桜吹雪の中を自転車で走り回る姪っ子。



もう補助輪なしで乗れるんだねぇ

ほのぼの。  

Posted by 夢布 at 00:29Comments(0)TrackBack(0)ふらり。

2012年03月29日

 感受性。

人の感受性は ときに とても わがままだ。


蜷川実花展で

白いイチゴの写真に 目が留まった。

今から紅く染まるのか、もうこのままとまってしまうのか、

写真からはわからないけれど、

とても 生々しい白でした。

沖縄に来た頃の私なら、

2週間前の私なら、

これをどう見ただろう。



学生時代、論文書きながら、

理論なんてわがままだなぁ、なんて

思っていたけれど、

論文も一つの自己表現。

作品はどんなカタチであれ、わがままの塊だ。

論文も写真も工芸も。


そして、それを受け取る人も

わがままだ。


でも そこで共感できれば

生み出した人も 受けた人も

少し幸せな気分になる。

論理的でも感覚的でも。

ただ、それだけ。


だた、それだけで いい。


作品を生み出すだけで満足できないのは

きっと

そういうことだろう。






作品はわがままの塊なのだけど、

時折、自分の感受性と他との協調性が混在するものが生まれて、

なんじゃこりゃ、と一人で笑う。

それも感受性って。  

Posted by 夢布 at 00:17Comments(0)TrackBack(0)日々の動き

2012年03月18日

卒業。

縁あって、沖縄大学の卒業式に

笛で応援演奏させてもらいました。



踊り手も地謡も今年の卒業生。

最後の晴れ舞台は自然と気持ちもこもります。

舞台上で笛吹きつつ、卒業生の踊る姿を見、

心の中で「がんばれ!」などと

思っていました。

彼女たちの4年間を私はほとんど知らないけれど、

あんなに素直な笑顔で卒業式を迎え、

新たに踏み出す日々はさらに

笑顔で溢れることでしょう。

なんて、

しみじみ思っていたら、

なんと卒業生からの感謝状授与。



なんてカワイイ演出してくれるんでしょう!

一曲だけ、されど一曲。

一つを作り上げる人の想いに心動かされます。

一緒に演奏できて、良かったな。

ありがとう。  

Posted by 夢布 at 01:22Comments(0)TrackBack(0)笛の音

2012年03月14日

どぅなん公演

「悲恋しょんがない」公演が無事に終了しました。



どぅなんちゅによる、島唄は

どこか郷愁の想いのにじむ音でした。

緊張の「どぅなんとぅばらーま」も

大きな失敗なく国立劇場に響きました。

お客さんの心にはどう聴こえたでしょうか。


緊張し過ぎたのか、

帰りはフワフワしていました。


組踊りは、音の美しさに包まれて

とても心地良く贅沢な舞台でした。

舞台袖からの組踊りは

客席では感じ得ない、

感情を演じる役者や地謡の立ち居振る舞いを

肌で感じる、貴重な経験でした。



観覧いただいた方々、共演者の皆様

ありがとうございました。

  

Posted by 夢布 at 14:39Comments(0)TrackBack(0)笛の音

2012年02月28日

満員御礼! に引き続き

2月26日、八重山公演にご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

演目の一つ、『上原ぬ島節』の独唱の伴奏では

唄者の声とお琴、笛の音がすぅーーっと響き、

演奏者も心地よい舞台となりました。



演者が一つの音を作り出す事に思いを重ねること、

これが、技術より肩書きよりも、何よりも

いい音を奏でることのできる力。


技術だけに溺れぬようにしよう、と心に誓いました。


さて、引き続き公演が控えています。

今度はなんと、『国立劇場おきなわ』での公演です。



第一部に演じられる「与那国島の民俗芸能」に出演します。

ここでは、大好きな”とぅばらーま”も

与那国バージョンで演奏することになっています。

この"どぅなんとぅばらーま" は

三線がなく、唄者と笛だけの舞台。


心躍る舞台ですが、

笛は直立不動。踊らないようがんばります。。


創作組踊も新作です。
字幕もありますので、初めて組踊をご覧になる方も
大丈夫ですよー。



[悲恋しょんがない節-異聞・与那国島の恋物語-]
主催:ユネスコ世界遺産登録記念新作組踊実行委員会
協力:在沖与那国郷友会
日時:2012年3月13日(火) 
   会場/18:30 開演/19:00
場所:国立劇場おきなわ 大劇場
料金:S席(指定席)/前売4,000円[当日4,500円]
   A席(自由席)/前売3,500円[当日4,000円]

問合せ:090-4570-7549(高江洲)  

Posted by 夢布 at 00:17Comments(2)TrackBack(0)笛の音