夢染織工房 中野夢琉球笛研究所

2011年09月11日

とぅばらーま大会

9月10日は 毎年十五夜(前後)恒例

とぅばらーま大会。

今回は 私も笛で出演しました。


那覇市民会館にいっぱいの観客。

演出は満月を模した照明のみ、

舞台には唄者・笛・はやしの3本のマイク。

とぅばらーま大会

シンプルだから 際立つものがある。


私が笛を始めるきっかけになった曲

とぅばらーま。


八重山民謡の中でも

ひときわ想い(ウムイ)が込められる曲。

歌詞は歌い手がそれぞれオモイノママニ唄う

失恋でも、故郷でも、世界平和でも。


上手、下手だけでは計れない感動があるのです。

聴けばわかる、その理由。


若い歌い手の上手な声もいいけれど、

私はやっぱり年を重ねて ぐぐぐっとしぼり出す声に

惹かれます。


人に想いを伝える、という

もどかしさや喜びを

音に感じて

胸ふるえるのです。


きゅん


この曲での笛の活躍は

ウムイの情緒に深くかかわる。

だから この舞台は笛奏者の誇り。

こんな大舞台に立てるなんて

ほんとに光栄でした。

憧れの舞台だっただけに、まだ

どきどき。



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Posted by 夢布 at 20:03│Comments(0)琉球笛出演
 
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