夢染織工房 中野夢琉球笛研究所

2012年02月15日

職人の技展

りうぼうで開催中の「全国職人の技展」を拝見してきました。

お世話になっている方の職人仲間が出展されていて、

じっくりお話伺えました。


木目込み人形職人の方は

「出来上がりのイメージを完全に描き、
それに向けて基本の型作りをする。型はイメージの30%で形成し、
最終段階の人形に着せる着物柄で100%の作品に仕上げる」


鍛冶職人の方は

「見た目の商品価値よりも、使い手の使う様子をイメージし、
より長く使ってもらえる、使って良かったと思ってもらえる物を目指し、
それを実現するために技術を向上させる。
5.6年前の作品を今見ると、B級品です。もちろんお客様は喜んでくれていますが、
今現在の自分の基準自体が上がっているのでしょうね」


常に、作り出す商品で仕事に向き合う姿勢を問われている仕事が「職人」。

具体的に言葉にできるということもまた、日々の考えが明確である証拠なのかもしれません。


知人のご紹介でお会いした方から、

今年制作した作品に貴重なご意見をいただきました。

ぼやんと気づいていた事がくっきりと見え、乗り越えるべき壁が少し見えました。

ぐっときました。

だからこそ、貴重な言葉、無駄にしてはいけません。



今年は、じっくりと技術の向上に努めます。

心強い師匠がいることに感謝しつつ、最大限学びたいと思います。


外に向けて発信することも大事だけれど、

今は内を磨くいいチャンスが来ているように思います。



と、いうわけで

全国、世界を駆け巡る職人さんは、かっこいいですよ。

お時間ある方、ぜひ足を運んでみてください。

[第16回 全国職人の技展]
期間:2/14(火)〜20(月)
場所:りうぼう6F大催事場
時間:10:30〜19:30 ※最終日は17:00にて閉場


タグ :職人の技展

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Posted by 夢布 at 19:53│Comments(0)日々の動き
 
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